美術に「ぶるっ!」 : 美術館、博物館 : heavenly blue雑記帳

紫と緑
眩しいほどの新緑の頃
窓を開けると
溢れんばかりの緑色した空気が
遠慮がちに
流れ込んできた

散らかったカウンターの上を片づけようと
手にしたチラシ
あれ?こんなのいつもらってきたんだろう?



-- ◇ 美術に「ぶるっ!」 の続き --

東京国立近代美術館チラシ
光線の加減か、鶯色した地に銀色の文字が見えにくい
目を凝らして近づけてよくよく見る
絵は土田麦僊作 絹本著色「湯女図」屏風2曲1双 


東京国立近代美術館開館60周年記念
日本近代美術の100年ベストセレクション
とある
なんだか、見難いチラシだこと
(だから、よくよく見る羽目になるということか?)

2012年10月16日から開催

まだまだ半年も先だね



裏返すと


「美術に、ふるえたことがありますか?」
美術を体感すること。
深く感動すること。
知的に考えること。
それらすべての出発点である衝撃を
「ぶるっ!」という言葉で表しました。

と書いてあった。

そう、この東京国立近代美術館は「美術」との出会い
原点の場でもあったことを
思いだした。

まったく「美術・絵画」など関心なかった日々を過ごしていたあの頃
たまたま、ここの美術館に併設されている「レストランのディナー」に
招待された。

おまけの無料鑑賞券で時間つぶしに美術館の中を
食事前に歩いてみた


萬鉄五郎作「裸体美人」を見た時なぞ
これが美人か?どこが?
率直な感想……あら、こんな絵なら私にも画けそう!


てなもので、見た「絵」のことなどすっかり忘れてしまっていた

けれども、これがきっかけになったのか
いつしか、あちらこちらの「美術館」に
足げく通うようになった。
この東近美(東京国立近代美術館)も
何回も訪れるお気に入りの場所となった

特に美術の中でもいろいろと変遷し
「日本絵画」「浮世絵」に
辿りついた



これまでにも多くの「絵」に
出会い
その前に立ち「ぶるっ!」っとした


もうかれこれ10年にもなる
果たして
たくさんの「ぶるっ!」は私の肥やしになったのだろうか?とも
思う

覚えていないものもある
ただ、「見た」ということだけ
「いい絵だったなあ」「感動したなあ」「好きだなあ」
という感覚だけで
あまり考えもしてないみたい
それでも好きな絵や美術展があると
心が騒ぐ
躍る


ああそうだ!ふっと思い出して本棚を探る

あったあった
探していた本

ふられても、どんなひどい別れ方をしても、嫌いになれない。
なんで好きかわからないけれど、どうしようもない
なんのとくにもならないけれど、いい。
人のことは、関係ない。
それが、ふるえるほど好き、という感覚
          絵が「ふるえるほど好き」になる MAYA MAXX著




「絵」は

ただ、

待っていてくれる







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◇ カテゴリ : 美術館、博物館


[ふるえたことがありますか? ]          ◇ 河童 | URL |  05/25 05:56 | edit
頭の中で「美術」を「自然」と読み替えていました。


[河童さんへ ]          ◇ きぬ | URL |  05/25 19:36 | edit
そうですね、「自然」に置き換えたりと、人それぞれに「ふるえるほど好き」なこと、
ふるえる時があるのでしょうね。

>「ふるえたことがありますか?」
そういえば、最近では
東京国立博物館の「ボストン美術館展、日本の至宝」特別展ですね
見ることはできないだろうと思っていた
海を渡った日本の宝が
里帰りしたのですからね、
幻のようでしたよ。



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