2010/08/31(Tue) 夏の終わりに/幽かな秋の気配~日本民家園にて : 美術館、博物館
水車小屋の前に咲く萩
きょうは8月31日、この日はいつも特別な意味をもっていた
夏休みの最後の日、
明日から学校、時間で区切られた今まで通りの生活が始まる
これは自分が子どもだったころも
大人となった今も
何度も感じるほろ苦い「夏の終わり」
いつまでも続くのかと
思わせるように容赦なく照りつける日差し
それでも秋の気配をどこかに感じる
-- ◇ 夏の終わりに/幽かな秋の気配~日本民家園にて の続き --
多摩川に架かる橋を渡って、上を見上げると
青い空がパズルをはめ込んだよう
川の上を渡る風は
草と蒸発した水の残りを含んだような匂いを持っている
29日(日)、午後、little wingに乗って
多摩川の河原に出た
どこに行こうか?
川崎市立日本民家園
昔の家に遊びに行こう
ここは、消滅しつつある古民家を長く将来に残すために
昭和42年に開園した古民家の野外博物館。
東日本の代表的な民家など20数軒の建物がみられる。
原家住宅(大地主の主屋)
江戸時代の流れをくむ木造建築技術が発達した明治後半の建物
靴を脱いであがる。
簾越しに見る夏の景色は
幾分柔らかくなって
風鈴が風を告げる
鈴木家住宅:奥州街道の八丁目宿にあった馬宿。
土間には馬屋を設け12頭の馬が繋がれた。
土間の冷たい空気の繋ぎ目から
馬のいななきや
往来の喧騒が聞こえてくるような
タイムスリップ感
ここは宿場町
奈良県柳生街道に沿って建てられていた油を売る井岡家
間口は狭いが奥に続く広い座敷
昼行燈の光
三澤家住宅:長野県伊那部宿にあった薬屋
囲炉裏に火が起こしてあり
鍋の柔らかい湯でお茶を淹れたらおいしいだろうに。
富士山の欄間
たなびく雲
三澤家の屋根は石置き板葺だから
坂の上に行ったら良く見てご覧と
解説のおじさん
板葺きの屋根は良い木材に恵まれた土地柄によるらしい
道祖神、庚申塔、馬頭観音の見守る小道
水車の音が聞こえる
信越の村へ
山田家:越中五箇山のかつら集落から移築合掌造り
江向家:越中五箇山から移築
豪雪地帯であることから
柱や梁の材料が太い、屋根の勾配も急である
茅葺きの庇、入母屋造り
解説書によると合掌造りといっても白川と五箇山では大きく異なるらしく
川筋によっても間取り、造りの特徴があるようだ。
江向家遠望
鎧を纏ったようにも見える迫力ある家だ
古民家を辿る時間はまだまだ続く
関東の村、神奈川の村、東北の村と
それぞれ、風格と年月を感じさせる建物が
じっくりと当時の一こまを語りかけてくるようだった
今は住む人もなく
管理保存されている家
家は人が住んでこそ
息吹が感じられるものだ
なんとはなしに、主のいなくなった家は
人を求めているように思える
囲炉裏はヒドコ、ホド、ユルリ・・・・などと呼ばれて
「人の居場所」という意味をもつ
気候の厳しい地方では一日中火を絶やすことはなく
人と人を結びつけ寄り集う場となり
その熱と煙は害虫の駆除、湿気を取り
腐食を防ぎ、家を守ってきた
その香リは懐かしく
温かさと厳しさが込められているように思う
山下家の2階にて
カナカナ蝉の鳴き声がより一層
夏の終わりの一瞬を遠くする
まだ、半分も見終わっていなかったが
後半はさ~と流して歩く
また、来よう
出口の傍にある池では
こどもたちがザリガニを採っているようだ
自転車に乗り、また橋を渡った
風で帽子が飛ばされそうになる
左手になると揺らぐ
おっと、と言いながら
土手を走る人、歩く人、人が行き交い
景色は流れていく
この夏の思い出、山のこと、出会った人のこと
空や雲や雨や風を思い出す
囲炉裏の有る空間 好きです
囲炉裏の有る山小屋
少ないんです
>詩人だねぇ~
ごくたまに、そんな時もあるのですが、
いっつも、忘れ物、落し物、とんちんかんちん、
変なおばちゃんになっています
囲炉裏は火を囲んで
互いに人の顔が見えるっていうのが
いいです。
ごくたまに、そんな時もあるのですが、
いっつも、忘れ物、落し物、とんちんかんちん、
変なおばちゃんになっています
囲炉裏は火を囲んで
互いに人の顔が見えるっていうのが
いいです。
こんな面白そうなところでチャリってたのね。
誘ってくれなきゃ~
ここいいですね、まだ行き残しあるなら、今度再訪する際は呼んでくらはいな。
またまたRIDE&EATで(笑)
誘ってくれなきゃ~
ここいいですね、まだ行き残しあるなら、今度再訪する際は呼んでくらはいな。
またまたRIDE&EATで(笑)
>誘ってくれなきゃ~
はい、いちよ、事前に実踏に行っておきました。
>またまたRIDE&EATで
ほい、EATもありましたよ、
園の中におじいさんが打つ手打ち蕎麦がありました。
ここはプラネタリウムも山もあるし、
パッション満載な岡本太郎美術館もあるので
楽しみにしていてくださいね。
はい、いちよ、事前に実踏に行っておきました。
>またまたRIDE&EATで
ほい、EATもありましたよ、
園の中におじいさんが打つ手打ち蕎麦がありました。
ここはプラネタリウムも山もあるし、
パッション満載な岡本太郎美術館もあるので
楽しみにしていてくださいね。
ほんと、一日いてもあきないですよ~。
黒く光った柱には、以前の住人の手あかやシミや
愛着が染みついているようで、
思わず、なでてしまいます。
まだまだ、面白いとこあるから
今度行きましょね。
黒く光った柱には、以前の住人の手あかやシミや
愛着が染みついているようで、
思わず、なでてしまいます。
まだまだ、面白いとこあるから
今度行きましょね。
[きぬさんは ] ◇ 岐阜ぺんぎん | URL | 09/01 21:42 | edit